理由に納得いかないと、行動に移せない

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弟の話を聞いていたときの話。
先日、ずっと「ムカつく!あームカつく!」と連呼していたので、どうしたのか聞いてみました。
すると、彼はこの数週間、ずっと仕事上で上司からがみがみと怒られていたようなのです。

詳しく話を聞いてみると、どうやら上司の思惑と弟の仕事ぶりが一致せず、上司が弟に対してきつく当たっていたようです。
そこで、改めて上司の立場を弟と整理してみました。

何故、上司は自分に辛く言うのか。
 →自分のスピードが遅いから。

何故スピードが遅いのか
 →優しい元上司に、丁寧にやることが大事だと言われた。

自分は今、どう考えているのか
 →元上司の言葉を信じて、スピードよりも丁寧さを重視。

ちなみに、元上司(現班長)も同じ職場で働いているということでした。
なるほど。彼は職場で元上司の言う事と現上司の言う事の板挟みだったのですね。
これはたしかに辛い状況です。

こういう場合、どういう選択肢があり得るのでしょうか。
1. 元上司の意見を組み、丁寧さを重視する2. 今の上司の意見を聞き入れ、スピードを上げていくぐらいが簡単にあげられる方法でしょうか。

ただ、これだけでは判断材料としては少なかったので、もう少し話を聞いてみることにしました。

彼に、「何故元上司の意見を組むのか」を聞いてみると、
 →「お前のいいところは正直で丁寧なところだ」と言われた。
 →その人には認められたと感じている。
 →現上司からは怒られるばかり。

ということで、自然と優しい元上司の話を聞いてしまったようです。ここでふと、僕が思ったことを質問してみました。『今の上司は、スピードとクオリティ、どっちを優先しているように思う?』彼からは「スピードやと思う。」『なんでスピードを優先しているんやと思う?』すると、彼からは色々な理由が浮き彫りにされてきました。
* 月の半ばに仕事が大量に来ることがある。* 自分が遅れると全体が遅れることもある。* 多少出来が悪くても、納期を守るため数をこなすことが重要視されている。おそらく上司の立場としては、数をこなすことを最優先で依頼がきているにもかかわらず、それをうまくコントロール出来ない事に不満を感じているように思えました。

改めて、今後どうするかを考えて、彼自身が出した答えは以下のとおり。* 仕事として必要とされていることをやりたい。* スピードをまず優先することで、数をこなせるようになる。* クオリティは2の次になることをちゃんと伝える。* スピードを再優先しつつも、クオリティも意識し続け、スピードをキープしながらクオリティを上げるようにする。ただ、このままでは元上司の言葉を無下にしてしまいます。
そこで、元上司にもお願いするように伝えました。『クオリティをキープしたいけれども、まずスピードを上げて全体に迷惑がかからないようにしたいです。もしご迷惑でなければ、どちらも達成できるようにその都度教えていただけないでしょうか。』

ここまで決めたことで、彼はかなりすっきりしていたようです。

とりあえず不満がなくなっていたようなので、僕自身ができることはこれ以上ないと思い、「あとは無理せずに精一杯な!」とだけ伝え、別れました。

〜〜〜〜

1ヶ月後、弟と話をする機会があったので、改めて話を聞いてみると「スピード優先にしたら、怒られることが少なくなった!大きなミスしたら怒られることもあるけれど、前と比べたらぜんぜん違うわ〜。」
とのことでした。

元上司にも
「まずスピードを上げたいんです。クオリティが落ちるのは承知ですが、上司の意向にまず沿って全体に迷惑がかからないようにしたいです。」
と伝えると、それについては納得してくれたとのことでした。

〜〜〜〜

今回彼が見えていなかったことは、「理由」の部分でした。

何故、上司が怒るのか。
何故、スピードを優先する必要があるのか。

理由の部分が見えないまま、ただ怒られるだけだと納得できません。
ただ、理由さえわかってしまえば、あとの行動に迷いはなくなります。

自分はこの方向でいいんだ。そう信じて仕事に邁進したことで、僕の弟は一皮むけたようでした。素材提供:(c) さや☆えんどう写真素材 PIXTA

あとがき

理想を言えば、上司がきちんと理由を伝えてくれることです。ですが、今回はそれは期待できそうになかった。ということで、二人で想像しながら理由を考えるしかなかったのです。結果として、少しずつ成果を出すようになった弟をみて、自分自身のモチベーションにもつながりました。僕も、彼に負けないようがんばらないと。

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