Q:Evernoteの「ノートブック」と「タグ」、どういうふうに使い分ければいいのかわからない。
A:名前の通り、「ノートブック」を1冊のノート、「タグ」を付箋だとイメージして使ってみる。
Evernote使い始めてとまどうポイント、それは、「ノートブック」と「タグ」の使い分けだと思います。
ノートブックは、ノートに一つ設定、タグは、ノートに複数設定ができるのですが、いったいどのように使い分ければいいのか、はじめは戸惑うところだと思います。
設定出来る数の違いで余計に混乱してくる。
「ノートブック」が、ノートに一つずつで、「タグ」が、ノートに複数…。
その設定の制約だけ見てしまうと、どうしても「ノートブック」は使わずに、「タグ」だけ使えばいいのでは…と思ったり、「ノートブック」だけで管理したほうがいいのかな…と考えたり。
あまり考えすぎない。一度シンプルに考えてみる。
考えすぎると余計に使い方が見えてきません。
一度シンプルに考えてみましょう。
「ノートブック」はその名の通り、ノートと考えます。
自分が1冊のノートを持っていて、そこにページを増やしていくイメージです。
「タグ」もそのまま、「付箋」と考えましょう。
ノートのページにどんどん貼りつけて、あとでページを開きやすくするための道具です。
こう考えるようにすると、Evernoteは本当にアナログのノートに近い使い方ができるような気がしてきます。
Evernote上でノートを再現する
例をあげてみましょう。
たとえば、レシピをどんどん貯めていきたいとき。
実際のノートを使うのであれば、
- レシピを切り取って、
- それをノートにはって
- 魚料理は青の付箋、肉料理は赤の付箋
というようにノートをとっていきます。
これをEvernoteで再現すると
- レシピを「Webクリップ」し
- それを「レシピ」ノートブックに移動
- 魚料理には『魚」タグ、肉料理には「肉」タグを張り付け
という手順になります。
こうすれば、紙のノートに近い形でEvernoteのノートブックとタグの使いわけが出来るかと思います。
ここまで理解すれば、あとは自分の「ノートの使い方」をEvernoteに活用していくだけ。
Evernoteのノートブックとタグのイメージが出来上がってくると、あとは自分なりの「ノートの使い方」ならぬ「Evernoteの使い方」を見出していくだけです。
いろいろな情報を集め、それをとどめておきたいノートに移動する。
さらに付箋を利用し、より細かいジャンル分けをしていく。
だんだん慣れてくると、ノートではできない、Evernoteらしいノートブックとタグの使い方が見いだせてくるのではないかと思います。
自分なりの使い方を見出してみてください。
あとがき

僕自身、ノートとタグの使い分けはかなり悩んだところだったりします。
実際、どういう使い方をするのか…考えれば考えるほど、うまくまとまらなかったのです。
ですが、一旦その本質を見るためにリセットして考えてみました。
ノートブックはその言葉通り、一冊のノート、タグは付箋のようなもの…
イメージが出来ると、ノートブックはどういう分け方をすればいいのか、タグはどういうものを用意すればいいのか。イメージは一気に身近になりました。
ここまでくると、今度はいろんなノート術が気になってきます。
アナログが前提のノート術も、Evernoteで活用できるんじゃないかという気がしています。