「必要がないと便利は生まれない」という話

パートナーと話してたらちょっと興味深い話が出たのでメモがてらエントリ。
最近、DropBoxやEvernoteの便利さがわかってきたという話が出たときのこと。
ふと意地悪を言いたくなってしまい、
「でも俺が薦めた時は全然使わなかったよね〜」
と言ったのですが、そのあとの返答が非常に興味深かった。
「ああ、たしかに。でも、あの時はほんとうに便利じゃなかったんだよ。」
「というと?」
「特に何もやりたいことがなかったんだけど、そんな状態で『ツール便利だから使いなよ!』っていわれても便利さがわからなかったんだよね」
「ふむふむ。」
「今は色々とやりたいことが出来てきた。仕事もこなすようになってきたし、忙しくなってきたんだよね。」
「なるほど。」
「そしたら、いろんなツールを使う機会が出てきた。」
「うん。」
「はじめはもちろん覚えるのが大変だったけれど、でも、必要だったから使い方も覚えられたし」
「うんうん。」
「あの頃は、EvernoteもDropboxも、みんなは便利って言うけど、自分にとっては使い道も特にないし別に便利じゃない、って感じだった」
「あー、なるほど。」
「でも今だったらなんとなくわかる。たしかにDropBoxもファイルが共有できるし、Evernoteは資料を集めるのに便利。いろんなやりたいことが増えてくると、そういう便利がみえてくるんだよね。」
「おお、なるほど〜。」
ついついやってしまうのですが、「便利」を押し付けがちになってしまうんですよね。
不便なとき、便利なものを使って初めて便利だと感じる。
そんな当たり前のことですが、その大切さを改めて感じた夜でした。
追伸:
最後までお読みいただきありがとうございます!
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