
一昨日、昨日に引き続きタスクポートネタです。
タスクポートでは測定単位を変更できる。
測定単位とは、タスクの時間見積時に設定できる時間の単位です。 デフォルトでは1分刻みになっているため、30分を設定したい!と思うとかなりリールを回さないといけないのです。 ですが、実はタスクポートでは測定単位を設定できるんです。設定画面より。単位を変更。
測定単位を30分に設定すると、1時間30分、という時間設定も簡単に設定できるように。
測定単位を設定することで生まれるメリット
測定単位を設定することで生まれるメリットは二つあります。・時間見積を素早くできる ・見積をおおまかにできる
時間見積を素早くできる
これはそのままなのですが、リールで表示される時間の数が減るので、そこから選択するのも素早くなります。1分刻み状態であればわざわざ60個の数字から選択しないといけないのですが、これを5分刻みにすると12個の数字から選択するだけでで済みます。
大まかに立てて、見積が合う→小さな成功体験
もう一点。
測定単位を大きくすればするほど見積がしやすくなります。例えば、測定単位が15分刻みの設定だった場合。 だいたい20分かな〜と思っても、15分か30分の設定しかできません。 15分で設定しても、達成出来なければ見積としては意味が無いので、とりあえず30分で設定しておきます。で、実際にやってみると25分でできた。
見積より早くできた!やった〜!となるわけです。心理的な効果ではありますが、ざっくり見積もることで小さな成功を積み重ね、自分の見積に自信をつける機会も生まれるわけです。はじめは大きな測定単位を使って、後に細かい測定単位を使えばより精度の高い見積もりができるようになるのではないかと考えています。
僕が「12分」刻みを利用しているワケ
ちなみに、僕は12分刻みを愛用しています。 理由は以下の二つ
- 24分作業+6分休憩、というポモドーロ風の作業ができる
- どんなタスクを見積もっても少しの余裕が生まれる
少し細かくお話しします。
24分作業+6分休憩、というポモドーロ風の作業ができる
24分で見積もって、ポモドーロ風のタスク運用が簡単になります。ポモドーロテクニックの場合、25分実行+5分休憩なので、タスクポートでやろうとすると「24分作業して、6分休憩」というスタイルになります。
どんなタスクを見積もっても少しの余裕が生まれる
もう一点。どんなタスクを見積もっても、勝手に余裕が生まれます。「このタスクは20分かな〜」と思っても、24分で設定しかできないですし、「40分ぐらいかな」と思っても、48分しか設定できないわけです。勝手に余裕を持たせてくれるのです。小さなタスクの場合、10分単位での見積は出来るかと思います。ただ、実際にやってみると、10分からはみ出す事が意外に多い。初めから失敗を繰り返すよりは、少し余裕を持って作業して、「自分もちゃんと出来るんだ!」と自信を持つ方が大切です。 そういう意味で、12分刻みというのは使いやすい時間単位なんですよね。
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更新: 2011/06/04
あとがき

ということで、一昨日、昨日と引き続きタスクポートネタでした。 明日も自分なりの使い方をエントリする予定です。
運動記録
雨が降ってたのでランニングを700m程度。