※最後にプレゼント企画もあります。
締め切りは10月2日まで。お早めに。
本日、仕事帰りに本屋に立ち寄ったところ、偶然発見したこちらの本。
実は、いつも仲良くさせていただいている、Busideaの管理人「新井ユウコ」さんの初著書なのです。
Evernote熱が若干冷めかけていた自分。
ですが、カバーに書かれていたこんな一言
を見て「これは買わねば!」ということで、即購入。
秀和システム
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読んで感じたことは
- ヘビーユーザーの真似をしてもそう上手くはいかない
- 「ライフログを残す」以外の目的を持った方がいい
- 「力を抜いても」情報が集まるような仕組みを作る事が大切
ヘビーユーザーの真似をして上手くいかない理由
ヘビーユーザーの利用体験談を読んで、それを同じようにやろうとしてもなかなかうまくいかない、という声をよく聞きます。
僕自身もそんな人の一人でした。
それはいったい何故なのか。
それは、「ログを残す価値」を肌で感じていないからなのです。
Evernoteやそれ以外のツールで、ヘビーユーザーたちの(ほぼ)100%はログを残す価値を肌で感じている
Evernoteを活用している人に話を聞くと、ほぼ100%の確率で「ログを残すことに価値があるんだよ」といわれます。
そして、そういう人の多くは過去に、日記や手帳など何らかの形でログを残すことに慣れている人が多いです。
反対に、Evernoteが続かない人の多くはログを残す価値を見出せない人
逆に、Evernoteを使ったけどいまいち使いこなせない、とか、別に使っても楽しくない、と言う人は、ログを残す価値を見いだせていない人がほとんどです。
言葉では理解してても、便利さを「肌で感じていない」ため、どうしても活用する手前で挫折してしまうのです。
ログを残す価値を見出せるまで、他の価値を高める必要がある。
だから、本気でEvernoteを使いこなしたいと思ったら、「Evernoteを使うこと」そのものに価値を見出せることがあれば、そこから活用できるようになるわけです。
スタート時は、Evernoteに「ログを残す」以外の価値を見出す
ということで、Evernoteにライフログ以外の価値を見いだすため、著者はこう提案しています。
「なんでもいいから、Evernoteのなかに情報を突っ込め!」と言われたところで、最初は戸惑ってしまうでしょう。この問題を解決するために…Evernoteを、あなたが好きなものでいっぱいにしてしまうことをおすすめします。
そう、まずは自分の好きな情報だけコレクションしていけばいいのです。
集めたい情報を絞り込み、それに関する情報だけ徹底的に集める。
まず集めたいと思う情報を絞り込みましょう。
自分の趣味のプラモデルの情報や写真だけ、というのもいいでしょうし、ひたすら自分が買ってきた本の表紙を残していく、というのもアリかもしれません。
なんせ、自分が集めたい!と思える大好きな事に関する情報のみ集めるようにするのです。
自分のなかのコレクター魂を燃焼させる
そして、Evernoteの中に好きなものが溢れかえったら、その後はそれをゆっくり見返してみましょう。
そのなかには、自分の楽しいものだけが入っている。
それを見返せば、いつでも楽しい気持ちになれる。
どうでしょうか。
なんだかEvernoteにコレクションしていくだけでも楽しそうじゃないですか。
さらに種類ごとに分類して、それをスマートフォンなどでいつでもみれるようになったら、どんなところにいても見られる「自分だけのミュージアム」の完成です。
燃えてきたコレクター魂を、「自分の人生」にも向ければライフログが始まる
そこまできたら、あとはもう一息。
その流れで自分の生活レベルのログも残し、見返す楽しさ、便利さを知ればライフログの楽しさも自然と見いだすことができるでしょう。
情報集めのためには、まず力を抜いて続けること。
集めることは楽しいのですが、それが手間になるといつの間にかコレクションが苦痛になってしまいます。
著者は、そうなることを防ぐための「自動化」と「力を抜くこと」が重要だ、と説いています。
自分がわざわざ収集しなくても、自動的に情報が集まってくれるプッシュ型情報システムを作る
Evernoteにはアカウントを作成すると、メール送信でノートを作ってくれる機能もあります。
その機能を使えば、メールの転送機能やWebサービス経由のメール送信機能など、様々なところから自動的にEvernoteにノートを作ることもできるのです。
具体的なメール送信の例
メール送信、と一言でいいましたが、具体的には、
- メールマガジン
- RSS→Blogtrottr
といったルートが考えられます。
(具体的な構成例は、インターネットを検索してもらえばたくさん出てくると思いますので、今回は省きますね。)
改めて考えてみると、メール経由で届いてくる情報は驚くほど多いものです。
それらの中で、有用と思われるものをEvernoteに転送するだけでもかなりの情報が自動的にインプットされていくでしょう。
まずは好きなものコレクションを楽しもう。話はそれからだ。
なにより、著者の「もっとシンプルに楽しもうよ!」というメッセージがダイレクトに伝わってくる一冊。
最後に、「あとがき」のこの一言を。
当時の私にはわからなかったけれど、今の私にはハッキリわかります。
記憶の本当の価値は だいたい後からわかるものなのです。
そう、結局、(記憶に限らず)価値はあとからついてくるものなのです。
もし「Evernote利用に挫折した!」という方は、一度肩の力を抜いて、本著を読んでみてください。 きっと、「もう一度、気軽にスタートしてみようかな。」と思えるはず。
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追伸…大阪でイベントを企画中です
少し話はそれますが、現在新井ユウコさんと「大阪で出版記念セミナーをやりたいね~」という話をしております。
10月末頃には開催できるよう画策しております。 気になる方は追加情報をお待ちください!
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