僕の妻は地図が読めない。
マップアプリも起動しようとすらしてくれない。
だけど、現在地の表示ができるだけでも、助かることはある。
(メールで助けを呼ぶとか)
ということで、何回かに分けて簡単にマップアプリの活用法をまとめていこうと思う。
今回は道に迷ったときの話。
『道に迷った。マップは読めない。』
にっちもさっちもいかなくなったとき、一番始めににすべきなのは、誰かに助けの電話をするのではなく、今の位置がわかるようなメールを送ることだ。
ということで、今の位置がわかるようなメールの作り方をまとめてみようと思う。
ちなみに、今回の方法であれば、自分がiPhoneをもっているけれど、相手はスマートフォンあるいはパソコンから助ける、というようなシチュエーションでも使えるだろう。
迷ったらやるべき5ステップ
今回やることは以下の5つ。
- GPSの感度が良い所に移動する。
- 現在地を調べる
- 今いる場所の地図を画像化する
- 今いる場所の写真を撮る
- メールで送る
では、それぞれ説明していこう。
1. GPSの感度が良い所に移動する
GPSとは、衛星を使って現在位置を測位するシステムだ。
衛星はもちろん宇宙にある。
「GPSで現在位置を調べる」のは、宇宙からの信号を受信し、自分の位置を測るような仕組みになっているのだ。
宇宙からの信号、室内より室外の方が圧倒的に受信しやすい。
ということで、現在地を調べる前に、調べやすい所へ移動しよう。
2. 現在地を調べる
次に現在地を調べる。
マップアプリを起動し、左下のボタンを押す。
すると、画面中央に青いピンが表示される。
この青いピンが表示されているところ。
これが現在地である。
ちなみに、GPSの感度が悪く、現在位置があいまいにしか取得できない場合、iPhoneはこのような表示になることがある。
このブルーの円は、誤差範囲を示している。
『貴方は大体この円の中のどこかにいるだろう』という感じ。
このブルーの円は、じっと待っていると小さくなる(よりGPSの精度が高まる)ことが多い。
少し待って、プルーの円が落ち着くのをまとう。
3. 今いる場所の地図を画像化する
先ほどの操作で現在地を表示できた。 では、次はその地図をメールで送れるようにするため、画像化する。
今表示されている画面を画像化するときのは、「ホームボタン」と「電源ボタン
」を同時押し。
すると、表示されている画面が画像化され、カメラロールに保存される。
可能であれば、よりズームした状態でも画像化しておこう。
こうすることで、「大まかにどこにいるのか」と、「より詳細にどこにいるのか」が表現でき、より場所が伝わりやすくなる。
4. 今いる場所の写真を撮る
より詳しい情報を伝えるため、周りに何があるのか、どんな建物があるのかを写真に収めよう。
こちらもできれば2〜3枚。
いろんな方向で写真を撮ると何かがヒントになってくれるかもしれない。
また、電柱や塀には住所が書かれていることがある。
もしこのような住所が書かれているプレートを発見したら、それも写真に収めておこう。
5.メールで送る
あとは、マップ画像と撮った写真をメールに貼付け、信頼の置ける人に助けを求めよう。
メールでの送付は、すべて写真アプリから。
まずはカメラロールを開く。
次に送る画像を選択する。
今回は複数枚選択する必要があるので、右上のをタップし、送りたい写真をタップしていく。
最大5枚。それ以上になるとメールへの添付に一手間必要になってしまう。
選択できたら、をタップ。
共有する方法が選択できる。
今回はメールで送りたいので、 をタップしよう。
すると、写真が貼付された状態で新規メール作成画面になる。
あとは、宛先、件名、本文を記入し、送付すればいい。
これだけでも、助けられやすさはグンと上がるはず。
電話をするのは、これをしてからでも遅くない。
是非お試しを。
※備考
- 待ち合わせで便利なアプリはいろいろあるが、今回はあえて標準のマップでどこまで出来るかを考えてみた。
- 現在位置をURL化して送付するのではなく、あえてスクリーンショットを撮って添付している。
こうすることで、現在位置だけでなく、どれぐらいのGPS誤差範囲があるのか、という情報も伝えることが出来ると考えて。 - お互いにiPhoneなのであれば、こんなアプリもある。